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白内障について…水晶体のお話

白内障とは、目の中にある「水晶体」が濁ることによって、ものが見えづらくなる病気です。

「水晶体」は、カメラで例えればレンズにあたる部分です。

 

「水晶体」は本来、透明な組織です。しかし、加齢(老化)やケガ(外傷)や糖尿病などの病気が原因で、にごってしまうのです。

 

メガネやサングラスのレンズが汚れたり曇ったりしたら、見えづらくなりますよね?

水晶体も同じように、濁ったら見えづらくなるのです。

 

水晶体が濁ると、全体的にかすんだり、ぼやっとしたり、まぶしく感じたりするようです。

人によっては、なんとなく見づらいとか、ダブって見えるとか、そんな表現をする方もいます。

 

人によって症状が違うのは、水晶体のにごりの程度が異なることや、濁る部分や濁り方が違うからです。

 

例えば、水晶体の奥側が濁る「後嚢下白内障」は、真ん中から濁ることが多いため、発症初期から見づらさが強く出る方が多いです。

 

逆に、水晶体の中心から遠い部分から濁ることが多い「皮質白内障」は、真ん中のほうまでにごりが進んで来ると、見えづらくなります

 

このように、白内障と言っても様々な種類・程度があり、症状も違います。

鏡で自分の目を良く見ても判断することは出来ませんので、ご注意を・・・

 

 

白内障とは

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